ジュンケイグリス(JG-01)の使い方と効果を徹底解説

ジュンケイグリス(JG-01)の使い方と効果を徹底解説

グラブのメンテナンスグッズとして、ここ数年でじわじわ注目を集めているのがジュンケイグラブの「JG-01 伝統のグリス」。最大の特徴は「グラブの表面から直接塗れる」という、他のグリスにはない使い方ができること。

1946年創業の老舗グラブメーカーが復刻した伝統の処方で、型付け補助からメンテナンス、へたったグラブの復活ケアまで幅広く活用されています。この記事ではJG-01の特徴・正しい使い方・注意点をまとめて解説します。

ジュンケイグリス(JG-01)ってどんなもの?

ジュンケイグリス(JG-01)ってどんなもの?

「JG-01 伝統のグリス」は、1946年創業の老舗メーカー「ジュンケイグラブ」が開発したグラブ専用のメンテナンスグリスです。オーダーグラブ専用だった伝統の処方を一般向けに復刻したものです。

JG-01の一番の魅力は、グラブの表面から直接塗れることです。一般的なグリスは内側から補充するものですが、JG-01は捕球面にそのまま指で薄く伸ばすだけでOK。オイル分が豊富で革への浸透力が高く、塗るたびに革が内側からしっとり潤っていきます。

少量でよく伸びるので重くなりにくく、使えば使うほど捕球面がいい状態をキープしてくれるのが特徴です。型付けのサポートから、へたったグラブの復活ケア、日常のメンテナンスまで、一本でいろんな場面に使えます。

「伝統のグリス」JG-01

JG-01の3つの特徴

JG-01の3つの特徴

JG-01の3つの特徴をわかりやすく解説します。

1. 表からも塗れる唯一無二のグリス

一般的なグリスは捕球面の内側に入れるものですが、JG-01はグラブの表面(捕球面)に直接塗ることができます。

ジュンケイ初代からの口伝「グリスは表からも塗れる」がそのまま製品コンセプトになっています。

2. 革に浸透して強度を上げる

接着剤成分が少なく、オイル分が豊富。捕球面を接着するためではなく、革の内部に浸透して潤いと強度を与えることを目的に設計されています。

使えば使うほどグラブの革に馴染んでいきます。

3. 長期間にわたって潤いをキープ

一度しっかり浸透させると、捕球面が長期間カサカサにならない状態をキープ。使い込んだグラブでも捕球面が常に潤っているという声が多いです。

JG-01の基本的な使い方

JG-01の使い方はとてもシンプル。特別な道具は必要なく、指で直接塗ることができます。基本的な手順はこちらです。

1
グラブの汚れを落とす

グリスを塗る前に、まずブラシや乾いた布でグラブの土や砂を落としておきましょう。汚れが残ったままグリスを塗ると、汚れを革に押し込んでしまうことがあります。ひどい汚れにはグラブ専用クリーナーを使ってから乾かしてください。

2
指先に少量取る

容器から指先に少量(米粒2〜3個分くらい)を取ります。JG-01は伸びがいいので、最初は少なめから始めるのがコツ。一度にたくさん塗るより、薄く何度かに分けて塗る方が革に均一に浸透します。

3
捕球面に薄く伸ばす

捕球面(ボールが当たる側)に指の腹を使って薄く均一に伸ばします。ポケット周りは特に念入りに。革に吸い込まれるように馴染ませるイメージで、円を描くようにやさしく塗り広げてください。

4
馴染ませて完了

塗り終わったらそのままグラブを軽く握ったり開いたりして、グリスを革に馴染ませます。10〜15分ほど置いてから使うとより効果的。グリスが浸透するとシミのように見えることがありますが、使い込むうちに自然に馴染んでいきます。

シーン別の使い方

シーン別の使い方

新品グラブの型付けに使う

新品グラブは革が硬くて使いにくいですよね。JG-01を捕球面に塗ってから揉み込むことで、革が柔らかくなりやすく型付けがスムーズになります。

湯もみやスチームほどの即効性はありませんが、革を傷めずにじっくり型を作りたい方にとって、JG-01は理想的な味方です。

使い込んだグラブのメンテナンスに使う

長く使っているグラブで「捕球面がパサついてきた」「ポケットがへたってきた」と感じたら、グリスが減ってきているサインです。

JG-01を捕球面に塗って馴染ませると、革に潤いが戻り捕球感が復活します。中古グラブを購入した際の最初のケアにもおすすめです。

グラブ内部(平裏)への投入

上級者の使い方として、グラブの平裏(手が入る側)を少し開けて内部にJG-01を直接投入する方法があります。内部から革に浸透させることで、捕球面に長期間にわたって潤いを供給し続けることができます。

ただし、この方法はグラブの構造を理解した上で行うことが前提です。グラブに詳しくない方は、まず表からの塗布から始めるのがおすすめです。

使う前に知っておきたい注意点

使う前に知っておきたい注意点

シミが出ることがある

JG-01は浸透性が高いため、塗った後に捕球面や平裏にシミのように見える跡が残る場合があります。これはグリスが革の内部に浸透している証拠で、品質上の問題ではありません。

使い込むうちに自然に馴染んでいきますが、見た目を気にする方や、淡いカラーのグラブへの使用は少量ずつ様子を見ながら行うのがおすすめです。

塗りすぎに注意

少量でよく伸びる設計のため、一度にたくさん塗るとグラブが重くなったり、べたつく原因になります。「薄く、少量ずつ」が基本。

物足りなければ日を置いて重ね塗りする方が、均一に革に浸透します。

よくある疑問Q&A

JG-01は他のグリスや保革油と何が違うの?
一般的なグラブグリスは「捕球面と平裏を接着する」ことを主な目的としており、接着剤成分が多めです。一方JG-01はオイル分が多く接着剤成分が少ない設計で、「革に浸透して強度と潤いを与える」ことを目的としています。また通常のグリスは捕球面の内側から入れるものですが、JG-01は表から直接塗れるのが大きな違いです。保革油(グラブオイル)とも異なり、グリスならではの粘度と浸透力が特徴です。
軟式グラブにも使えますか?
はい、使えます。JG-01は硬式・軟式問わず天然皮革のグラブであれば使用できます。ジュンケイグラブ自体は硬式グラブメーカーとして有名ですが、JG-01はメンテナンスグリスとして他ブランドの軟式グラブにも広く活用されています。
子どものグラブにも使っていい?
天然皮革の少年野球用グラブであれば使用可能です。ただし少年用グラブは革が薄めのものも多いため、大人用グラブよりさらに少量から始めてください。塗りすぎるとグラブが重くなり、子どもが扱いにくくなる場合があります。
どこで買えますか?
全国のスポーツ用品店や、Amazon・楽天などの通販サイトで購入できます。50mlの一般向けサイズが販売されており、価格は1,500〜2,000円前後が目安です。ジュンケイグラブの取扱店では確実に入手しやすいです。
グリスを塗った後、すぐ使っても大丈夫?
塗ってすぐ使うことも可能ですが、10〜15分ほど置いて革に馴染ませてからの方がより効果的です。また塗った直後はグリスがなじみきっていないため、白いボールに色が移ることもあります。練習前日の夜に塗っておくのがおすすめです。

まとめ

ジュンケイグリス(JG-01)は、「表からも塗れる」という唯一無二の特徴を持つグラブメンテナンスグリスです。接着剤成分が少なくオイル分が豊富なため、革の内部に浸透して潤いと強度を長期間キープしてくれます。

新品の型付け補助から、使い込んだグラブの復活ケアまで幅広く活用できます。シミが出ることがある点と塗りすぎに注意すれば、グラブを長く大切に使いたい方にとって頼もしいアイテムです。中古グラブを購入した後の最初のケアにもぜひ試してみてください。

「伝統のグリス」JG-01

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